1.緑化の原点に学ぶ道普請車座フォーラム開催のご案内

             ~ 緑の安全保障、森をどうする徹底討論 ~

 筑波山麓で始まった全国植樹運動80年を記念し、道普請作業に連携した全国の団体が集い、フォーラムを開催します。今後の道普請のあり方や森づくりについて、各機関各団体の知恵の結集、交流を図るとともに運動の理念を継承し全国に広めるのが目的です。 →道普請プロジェクト実施概要についてはこちら

全国植樹運動の発祥地を拓く道普請車座フォーラム

日 時

2014年3月9日(日) 午前9時開会、午後1時閉会

場 所

筑波山神社拝殿=茨城県つくば市筑波1-1 (Tel:029-866-0502)

内 容 1部

(1)開会挨拶
(2)来賓紹介
(3)共催者、主催者紹介
(4)特別講演「森林づくりの展開(仮題)」=林野庁長官・沼田正俊氏
   話題提供「森は海の恋人運動の原点」=国連フォレストヒーロー畠山重篤氏
   話題提供「森といのち」=筑波山神社宮司・田中泰一氏
(5)石碑守り人活動報告〈5分〉
    ・桜川市立桃山中学校(石碑巡る遠足、紹介看板の清掃活動など)
(6)道普請作業の方針説明(NPO法人地球の緑を育てる会)

―――(休憩・音楽)―――

   2部

(7)談論風発の車座談義(太陽光発電)

  趣旨説明:東京農業大学教授・宮林茂幸氏

  コーディネーター:宮林教授

  発言者:
       公益社団法人国土緑化推進機構常務理事・青木正篤氏
       公益社団法人大日本山林会会長・箕輪光博氏
       社団法人全国森林レクリエーション協会理事長・伴次雄氏
       全国森林組合連合会会長・佐藤重芳氏 
       公益社団法人茨城県緑化推進機構理事長・田村輝穂氏
       高野山真言宗阿闍梨・宮島基行氏
       NPO法人森は海の恋人理事長・畠山重篤氏
       毎日新聞社水と緑の地球環境本部長・ 斗ヶ沢秀俊
       NPO法人地球の緑を育てる会理事長・石村章子氏 など
                         作業参加の各森づくり団体
       上記各森づくり団体(アドバイザー 沼田長官、田中宮司)

  アドバイザー: 沼田長官、田中宮司(県筑波山ブナ林保護対策検討委)

(8)恒例・「ふるさと」合唱

主 催

公益社団法人国土緑化推進機構、公益社団法人大日本山林会
東京農業大学、 毎日新聞社、NPO法人地球の緑を育てる会

共 催

桜川市、全国森林組合連合会、社団法人全国森林レクリエーション協会
社団法人日本治山治水協会、公益社団法人茨城県緑化推進機構
NPO法人時ノ寿の森クラブ、筑波山神社

併 催

写真展「日本の森林いまむかし 蘇る山々の緑」(禿げ山写真展)

   フォーラム参加ご希望の方は、石村までご連絡ください。詳細をお知らせさせていただきます。
   電話&ファックス:029-757-1539  携帯:090-7840-0496  e-mail: offoce@greenglobe.jp

筑波山中「全国緑化行司発祥の地」までの道普請について

 筑波山北面にある旧真壁町(現桜川市)鬼ヶ作の地は全国緑化行事発祥の地で、今年は植樹から80年が経過、節目の年です。当時、生活のための木々の伐採で、全国の主だった山々は禿山だったそうで、これを憂慮した関係者は林野庁の指導のもと、筑波山中でスギ、ヒノキ等の植樹を行い、戦中戦後の困難な時期を経て現在の全国植樹祭に受け継がれています。

 昭和61年、国土緑化推進委員会会長・徳川宗敬氏により、この事実を記念する碑が建てられましたが、現在は訪れる人も少なく、当時植樹のために使用された桜川市羽鳥地区からの道は完全に埋もれ、途中まで車を利用しての記念碑背後からの道があるのみです。

当会は、この埋もれた道を普請する活動を、公社国土緑化推進機構、毎日新聞社、東京農業大学と公益社団法人大日本山林会の共催で別紙要領にて行うことにしました。これから12年をかけて行う予定です。また、3月9日には、フォーラムを開催します。たった一人の講演でも充分魅力ある方々が多数参加され、夫々の立場からのご意見を伺うことができる好機です。是非ご参加下さい。

小泉章三氏 第一回植樹祭に参加した関係者 桃山中学校森林愛護隊

埋もれていた植樹祭発祥の地を
30年前に確認した・小泉章三氏

第一回植樹祭に参加した関係者
(S9年4月4日撮影)
(「山林」昭和9年5月号より) 

「全国緑化行事発祥の地」記念碑除幕式に

参加した旧真壁町 桃山中学校森林愛護隊

(S61年4月23日撮影)

 (中央と右の写真は茨城森林管理署ホームページより)

記念碑背面碑文

全国緑化行事発祥の地関連記事詳細は茨城森林管理署ホームページを参照して下さい。 http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/ibaraki/greening

祈願祭を主催した筑波山神社宮司・田中泰一氏 道普請スタート地点となる羽鳥地区の大宮神社 現在、倒木に往く手を阻まれている林道

祈願祭を主催した
筑波山神社宮司・田中泰一氏

道普請スタート地点となる
羽鳥地区の大宮神社

現在、倒木に往く手を阻まれている林道

道普請と道普請車座フォーラムの報告

道普請フォーラム

全国植樹祭が行われるようになって今年で80年であることを記念し、筑波山桜川市東山田地区から筑波山鬼ヶ作の「全国緑化行事発祥の地記念碑」までの埋もれた旧林道の道普請が3月8日、行われました。

  大勢の人たちが入るのは昨秋11月8日に続いて2度目。翌9日のフォーラムに参加されるパネラーのNPO法人森は海の恋人理事長・畠山重篤氏、発祥の地の記念碑を建立した大日本山林会会長・箕輪光博氏、(公社)日本緑化推進機構常務理事・青木正篤氏、茨城県森林管理署長・赤木利行氏、真言宗高野山阿闍梨・宮島基行氏、東京農業大学教授・宮林茂幸教授と同教授の学生、日頃から植樹を通して親交を深めてきた福島県川内村のNPO法人川内村NPO協働センター、静岡県掛川市の時ノ寿の森クラブの方々等、業界の重鎮やご遠方からの参加者に加え、何よりも地元桜川市東山田地区の有志の皆様との共同の道普請となったことが、特記すべき事柄でした。

各地からの総勢60名の参加者は、記念碑入口から記念碑までの約1,5kmを、作業で使用するクワ、ツルハシ等を手に手に運び下り、前回の作業ですっかり清掃された記念碑に拝礼、整備の進んだ周辺の広場で当会メンバーが用意したケンチン汁で小休止、顔合わせで歓談しました。

 午後からスタートの2班に分かれての作業内容は、茨城森林管理署のご指導のもと、道無き道に方向性をつけて除草、階段の造成、倒木を利用した丸太づくりと運搬、丸太による階段を延長、丸太利用の階段補強のためのクイ打ち、階段の整備。もう一班は、記念碑周辺の広場の整備と倒木を利用たベンチや腰掛づくりでした。

 60人の人たちが安全に皆で作業に参加できる計画は立てていたものの、それぞれの参加者がいつの間にか、自分のなすべき仕事をつかみ、昨秋作った階段の続きと、記念碑周辺の広場の整備が2時間半あまりで出来上がりました。男性は男性の、女性は女性の、シルバーはシルバーの、若人は若人の役割に従い、それぞれの作業に的確に、楽しく、一生懸命打ち込んだ結果でした。山仕事が始めての人も腕に覚えのある先輩に学び、女性は山仕事に打ち込む男性の素晴らしさに声援を送り、とても始めて出会う人たちの仕事とは思えないものでした。効率や結果だけが求められる現代社会の中で、自然の中での昔ながらの知恵が満載の作業の尊さを語らずとも誰もが実感したことでしょう。作業後の暖かいお汁粉に疲れを癒し、交流会の開かれるホテルへ向かいました。

  18:00からは交流会の始まりです。各地で森づくりに活躍する団体の自己紹介、来賓の挨拶に続き、埋もれていた「発祥の地の記念碑」を発見した小泉章三氏への花束プレゼントのあと、余興となりました。東京農業大学生による「大根踊り」、それに続く宮林先生の口上「苦しきときの父となり、悲しきときの母となり、楽しきときの友となる、いざ歌わんかな、踊らんかな・・・」は朗々たる声で圧巻でした。

倒木を利用して階段づくり 東京農業大学教授 宮林 茂幸 氏 丸太を軽々と運搬する若者

倒木を利用して階段づくり

東京農業大学教授 宮林 茂幸 氏

丸太を軽々と運搬する若者

フォーラムに参加された方々

フォーラムに参加された方々

 

 翌3月9日(日)、筑波山神社拝殿にてフォーラムが開催されました。

今回のフォーラムの特徴は、現職長官はじめ林業界の中核を担う方々、各地で活動を進める諸団体、学校、地域の人日が一同に会し、林業や森林づくりへの想いや意見を述べて、問題提起をすることに狙いおいた点で総論となり、これ一回で結論がでるものではなく、今後には各論にわたる意見交換を継続していきたいと思っています。

 

2.東北被災神社の神社林再生支援

 東日本大震災の巨大津波は、太平洋沿岸部のみならず、太平洋に注ぐ川も遡り甚大な被害をもたらしました。公益財団法人日本財団は、失われた神社林の再生事業を2年前から行っています。本年、神社本庁の外郭団体である日本文化興隆財団がソフト面を、当会が植樹のハード面を協力支援します。これまでの現地施工調査から、本年は下記の4神社の神社林再生を行います。いずれも植樹祭開催時間は午後1時です。

 また、この植樹方法は、横浜国立大学名誉教授・宮脇昭生成の指導によるもので、同先生の実践される防災環境林の造成方法が採択されています。7月5日(土)には、講演会も予定されています。多数の方々の参加をお待ちしています。 →五十鈴神社の植樹祭前日(7/5)の講演会チラシはこちら

    →いわき 見渡神社 植樹祭のチラシはこちら
    →石巻 新山神社 植樹祭のチラシはこちら
    →石巻 五十鈴神社 植樹祭のチラシはこちら  

神社名

植樹祭開催日

住所

伊去波夜和気命神社
(明神社)

4月6日(日)

宮城県石巻市大宮町5-45

見渡神社

4月27日(日)

福島県いわき市久之浜町大字金ヶ戸ノ入62

新山神社

5月3日(土・祝)

宮城県石巻市雄勝町下雄勝1-6

五十鈴神社

7月6日(日)

宮城県石巻市雄勝町字分浜238

 

見渡神社 伊去波夜和気命神社 新山神社

見渡神社

伊去波夜和気命神社

新山神社

五十鈴神社 関係者との打合せ(石巻市雄勝町) 五十鈴神社を調査する宮脇先生

五十鈴神社

関係者との打合せ(石巻市雄勝町)

五十鈴神社を調査する宮脇先生

~鎮守の森復活プロジェクト~ 植樹祭報告

宮脇昭先生の指導の下、東日本大震災で被災した神社林再生・鎮守の森復活事業。本年度、当会は植樹に関わる部門を担当協力、これまでに3ヶ所が終了しました。

伊去波夜和気命神社

伊去波夜和気命神社の植樹 事前に植え方の説明を受けるリーダーの方々 当日は絶好の植樹祭日和

 

事前に植え方の説明を受ける
リーダーの方々

当日は絶好の植樹祭日和

 うっそうとしたマツの巨木林に覆われ、遠い海からの眺めが黒い森として目だっていた同神社林も、マツクイ虫の被害や東日本大震災の津波(海水)で立ち枯れ、伐採されましたが、拝殿等はマツ林のお陰で津波からの被害は免れました。

「40年前、伊勢神宮でお聴きした常緑広葉樹の森・鎮守の森の話を忘れられずにいたが、それが今回お会いした宮脇先生であることに深いご縁を感じる」と言う大國龍笙宮司。何度も現地を訪れ、調査、打合せを重ねて、植栽予定地は基盤整備を担当する地元業者により、耕起、土盛り、丸太の設置等が準備されました

。  植樹当日は、氏子の皆さんによる獅子踊りに始まり、神社本庁総長・田中 清氏の挨拶、宮脇昭先生の指導に続き、植樹、海からの強風で真冬のような寒さでしたが、植込み、敷藁、縄賭けまでしっかりと作業、再び黒い森が海から見える日の到来が期待されます。

見渡神社

見渡神社の植樹 基盤整備工事が施された神社 植える参加者

 

基盤整備工事が施された神社

植える参加者

 津波の襲来で神社、鳥居、石碑等も大きなダメージを受けた同神社、特に道路際の石垣の修復は苗の根の生長に伴う圧力に破壊されない工夫が必要でしたが、しっかりと造成工事が完了。境内に残された桜やイチョウの木も剪定され、関係者によって用意された鯉のぼりが五月晴れに泳ぐ植樹祭当日、太鼓が大好きという見事な小中学生による太鼓の演奏から始まりました。

 遠くに移住を余儀なくされている被災民の方々も参加、手に手に苗を持って「おらが神社」に苗を植込みました。「暖かくて住み易いところですよ」との高木美郎宮司の弁、金ヶ沢地区の鎮守様であった見渡神社の鎮守の森の再生は、近い将来、良き時代の集落のシンボルとして再び氏子さんたちの心に定着していくことでしょう。

新山神社

新山神社の植樹 準備で活躍する氏子さん 苗の説明をする宮脇先生

 

準備で活躍する氏子さん

苗の説明をする宮脇先生

 東日本大震災の津波で雄勝町は町全体として3000人以上が被災するという大変大きな被害を受けましたが、船止まりとして普段は静かだった上雄勝の入り江からの突然の津波に民家も学校も神社もすべて無くなってしまった同神社周辺、今は沢山のダンプが行き交い、再生に向けてかさ上げ工事も始まりました。

 遠方に住む氏子さんたちも植樹祭の事前準備に参加、休憩時、津波襲来の当時の様子をこの地方独特の方言で淡々と、むしろ笑顔混じりで話される氏子さんに、東北の人たちの穏やかな忍耐強さ、3年という時間の重み、人間としての在り方等を深く考えさせられました。

 植樹祭では地元の人たちによる太鼓の演奏が披露され、遠く眼下に海を望み入り江を囲む山々が美しい風光明媚な雄勝の地に太鼓の響きは本当に良く似合い、伊去波夜和気命神社、見渡神社の時同様、「ふるさと」の4文字が脳裏に焼きつきました。

植樹祭は他の二社同様、スムースに進行し、日本人の心のふるさと、鎮守の森の再生がさらに広がることを祈念します。

五十鈴神社

五十鈴神社の植樹 植樹祭の準備が整い賑やかな雰囲気の境内法面 急斜面の土砂流失防止用のコモ

 

植樹祭の準備が整い
賑やかな雰囲気の境内法面

急斜面の土砂流失防止用のコモ

国の重要無形文化財 法印神楽の舞い

国の重要無形文化財 法印神楽の舞い

各地からの参加者でにぎわう植樹風景

各地からの参加者でにぎわう植樹風景

 日本財団は津波で被災した神社林の再生活動を行っており、実際の森づくりの支援を依頼された当会は、植樹祭のソフト面を担当する(財)日本文化興隆財団と共に、7月6日、石巻市雄勝町の五十鈴神社の植樹祭を行いました。

 入り組んだ三陸海岸に流れ込む北上川を更に遡り、津波は山腹にあった神社の拝殿まで押し寄せ、周囲のスギ、ヒノキ林、サクラの巨木も立ち枯れました。

 神社境内までの急斜面を崩れないように、しかも植樹に適したように柔らかく耕起しておく必要があり、造成を担当する地元の業者とは何度も現地で作業工程の打合せを重ね、造成済みの植栽地にコモを被せて、土砂の流失を防ぐ工夫をして植樹祭に臨みました。

 打合せ等で訪れた現地はいつも雨、一転、植樹祭当日は晴れ渡る好天に恵まれ、国の重要無形文化財に指定され雄勝町に伝わる法印神楽のお囃子に合わせて舞いの舞われる中、被災して遠方に住む現地の人々、立命館大学社会人講座の受講生や、首都圏からの参加者など約400名の方々の手で2550本の苗が、コモを割きながら植えられました。

 荒れ果てた山肌は、深い緑の森に変貌していくことでしょう。

 

3.JISE(国際生態学センター)からのお知らせ

 

 IGES-JISE市民環境フォーラム「命を守る森の防潮堤」
                          -これからの展望-のご案内

                                                  →印刷用PDFファイルはこちら

開催日時

2014年3月16日(日) 13時00分~17時00分

開催場所

横浜国立大学教育文化ホール

参 加 費

無料(但し事前登録が必要)

主  催

公益財団法人地球環境戦略研究機関・国際生態学センター

共  催

自然環境復元学会・NPO法人国際ふるさとの森づくり協会

開催目的

東日本大震災発生から3年を経過しました。国際生態学センターでは三菱商事復興支援助成金やトヨタ財団の支援を受けて、青森県から茨城県の太平洋沿岸(被災地域)の植生調査を行い、津波が植物に与えた影響を調べ、これからの海岸保安林(防潮林)に適する樹種の選定などを行ってきました。

センター長の宮脇は4月7日に被災現場に入り、異臭を放つ瓦礫の山と、破壊された防波堤、なぎ倒されたマツ林の防潮林を目にしました。その時発想した「瓦礫を活かした命を守る森の防潮堤」構想は、一歩一歩着実に進み始めました。

今回のフォーラムでは、いち早く市復興事業に取り入れ、復興予算獲得の第1号となった「千年希望の丘」事業を推進している岩沼市の関係者者をお招きし、これからの海岸整備についてお話し頂くとともに、“いのちを守る森のプロジェクト”により、巨大津波に対応できる海岸線を創りだし、緑景観の再生と地域経済振興のモデルをつくるため本シンポジウムを開催します。

プログラム
 (予定)

12時30分   開場
13時00分~13時05分 主催者挨拶
13時05分~14時00分
   講演「千年希望の丘」構想の実現と課題
      講師:岩沼市復興整備関係者

14時00分~14時30分 
   講演「現地調査から見えてきた被災後の海岸林・海岸植生の実情」
   講師:村上 雄秀(国際生態学センター専門研究員)

14時30分~15時30分
     講演「いのちを守る森の防潮堤」
   講師:宮脇 昭(国際生態学センター長)

15時30分~15時45分        -  休  憩  -

15時45分~17時00分 
    パネル討論「これからの防潮堤はどうあるべきか」
    司 会 :新川 眞(国際生態学センター)     
    出席者:宮脇 昭(国際生態学センター長)
         :岩沼市復興整備関係者
         :村上 雄秀(国際生態学センター専門研究員

17時00分   閉会

申込先

氏名・住所・電話・参加人員を記入の上、下記まで申込下さい

(公財)地球環境戦略研究機関・国際生態学センター
〒220-0073 横浜市西区岡野2-12-20
TEL:045-322-1223 FAX:045-322-1225 Mail:ecoinfom@jise.jp

 

4.いのちを守るまちなか森づくりプロジェクト in 流山~ 市内に5ヶ所の 森づくりが完了!!

 

南流山中学校の植樹 準備で活躍する氏子さん 大切に植樹してました

 

準備で活躍する氏子さん

大切に植樹してました

 日本財団支援による2013年度中に5ヶ所の環境防災林をつくる最後の植栽地、南流山中学校の植樹祭が2月28日、開催されました。

 同校庭はすり鉢状に中心が低く水はけを考慮しないと生徒の活動の妨げになることから、排水のために植栽地を19ブロックに分けたことが特色となりました。高校入試と重なり1,2年生参加者430名は、生徒の中から選ばれたリーダーを中心にしっかりと植込みました。「基盤整備工事、苗木、藁、縄の配置やクイ打ちなどの準備工、当日の様子など一連の植樹の様子から自分が想像していたのと全く違って、これほど大掛かりで学ぶことの多いものとは思わなかった。これからの苗の生長が本当に楽しみだ。」と言われる校長先生は、植樹後、宮脇先生と植樹のことのみならず老後の行き方に至るまで多いに語っておられました。

  単年度内に同一市内に複数の植樹を行うことは当会にとってもはじめての経験であり、多くのことを学習させて頂く好機にもなりました。苗の健全な生育を祈ります。

●いのちを守る まちなか森づくりプロジェクト 植樹祭データ

道普請フォーラム

→関連項目についてはこちらをご覧ください  

5.常陽銀行が新人行員研修に植樹活動を導入 ~5月16日筑波山神社林に集まった!

植樹を終え記念撮影

植樹を終え記念撮影

 同行は、当会が継続する筑波山神社林の再生活動にご賛同頂き、新入行員66名の研修の一環としてこの活動を組入れ、好天の5月16日、実施。

 開墾や石の移動、除根は体力勝負、「常陽銀行のためだ、負けられない」と最後まで真剣に取組み、シイ、タブ、カシ類を中心に600本の苗の植込みはアットいう間でした。

 植樹後、行員さんが「植えられた樹木を自分たちに重ねて一緒に成長していきたい」と言われたことが印象的でした。環境課題は今や人間の存亡に関わる重要項目、この日の出来事が、参加された行員の今後の銀行業務に活かされる日のくることを望みます。意義ある一日でした。

6.和興の森植樹祭in 筑波山

 和興フィルタテクノロジー㈱は、6月7日、第三回となる筑波山での植樹祭を行いました。あいにくの梅雨空でしたが、社員とその家族約40名は、雨にも負けず300㎡に900本の苗を植えました。

 3回目ともなると、社員の方々の手際もよく、当会メンバーとの連携もスムーズに植え終わりました。毎年、少しづつでも植林をしていくことで、その年その年ごとに苗は生長し、一帯は荒れた以前の様子とは違って新しい森に生まれ変わり、企業として社会貢献される意味が毎年確認されていきます。

 荒廃していた植栽地の耕起造成に協力してくれたのは、ジャイカつくばのメンバーで、アフガニスタン、ウガンダ、エチオビア等の方々でした。お国に帰ればその国の指導的立場に立つ人たちで、日本の森林再生作業に加わった経験がまた、自国で活かされればと希望しています。

植栽地の耕起作業を協力するジャイカつくばの有志 雨の中、協力し合って苗を植える社員 苗を背負って植栽地まで運ぶ

植栽地の耕起作業を協力する
ジャイカつくばの有志

雨の中、協力し合って苗を植える社員

苗を背負って植栽地まで運ぶ

 

7.圃場で育苗の講習会

ポット苗の移植作業

ポット苗の移植作業

 全国的に、いや世界的に各地での植樹祭に参加して苗を植えている任意団体・まじぇる会(谷衛会長)の有志29名は、真夏の日差しが厳しい7月12日(土)、当会の圃場にて管理中の苗を見学した後、どんぐりポットの苗づくりの作業を実践しました。

 3班に分かれて、発芽した苗の鉢上げ作業、ポット内に伸びる雑草取り、土作り等を順番に経験、「植樹祭で何気なく手にする苗が、健全な苗を育てようという日々の努力の上に成立していることを実感、今後の植樹の苗に対する心構えが違ってくるでしょう」との感想を頂きました。

 真夏の苗の管理は来る日も来る日も暑さとの戦いであり、また、この暑さや真冬の厳しい寒さがあってこそ、健全な苗が育つということを理解して頂けた一日でした。

 家族づれで参加の子供さんたちは、虫取りや堆肥の中のカブト虫の幼虫とりに必死、水遊びで暑さを吹き飛ばし元気一杯でした。 昼食はバーベキュー、遠く四国から参加された方は、バーベキュー用に下準備された鶏手羽肉を沢山ご用意下さり、正しく炭火焼きで皆、その美味しさを満喫しました。

  高野山から参加の阿闍梨様は、牛久大仏を見学して帰途につかれたとのこと。植樹活動の一部である育苗を通して、各地のかたがたと交流を深め、また茨城の特産物や名所を知って頂けるこのような機会を今後も続けていきたいと希望します。

土づくり作業 昼食の集いは縁日のよう バーベキューを楽しむ

土づくり作業

昼食の集いは縁日のよう

バーベキューを楽しむ

 

8.土浦ライオンズクラブ植樹祭in 筑波山

 土浦ライオンズクラブは創立50周年を記念し、主な記念事業の一つとして筑波山神社の一角にシイ、タブ、カシ類を中心に1000本の植樹をしました。

 女体山への登山口白雲橋コースの石段を200段ほど登った右側の檜林が植栽地。既存の檜を陽光を求めて適切な間隔に間伐、材は土留めに使用。その間を耕起する準備作業はジャイカつくばの有志が率先して行ってくれました。

 ライオンズクラブ有志 約50名は登山口に置かれた苗を背負子に背負って植栽地へ。4班に分かれての植え込み、間伐した檜の葉でのマルチング作業は、1時間もかからず、手際よく行われました。

苗の運搬 苗を植える 耕起作業を協力したジャイカの方々

苗の運搬

苗を植える

耕起作業を協力したジャイカの方々

記念撮影

記念撮影

 

9.福島県川内村の植樹支援

植え方を指導する宮脇先生

植え方を指導する宮脇先生①

植え方を指導する宮脇先生

植え方を指導する宮脇先生②

 福島県川内村は東日本大震災の折の福島第一原子力発電所の事故からの放射能汚染で一時強制避難を余儀なくされましたが、現在はその規制も解除され、約500人が村に戻ってきています。

 2011年の東電の事故があった年、村に残った200人ほどの中で、村民の帰還を願った「むかえる会」の女性たちの頑張りで帰還を願う植樹祭は成立しました。その時の苗も寒さにめげず元気に育っています。

 アカマツ林の多いこの地では、マツタケの収穫が多い所ですが、放射線量の関係から沢山食することはまだできない状態だそうです。富岡町あたりの6号線が通行可となりましたが、まだ2,7マイクロシーベルトを表示していました。 そんな中での今年の植樹祭は、参加者約100名で400㎡に1200本の苗を植えました。阿武隈山系に位置することを考慮して、カツラ、コナラ、クリ、ヤマモミジ、コブシ、ケヤキ、ナツツバキ等の落葉樹も植えられました。

 当会は、植栽地の造成、苗や藁の手配などを依頼され、10名の有志が2日間で準備、掛川市のNPO法人時ノ寿の森クラブの有志やNPO法人NICEのメンバーも加わり、植樹祭前夜には遠藤雄幸村長や宮脇昭先生を囲んでの懇親会も開かれました。今回は、屋久島から駆けつけた屋久島生物多様性保全協議会会長・手塚賢至氏が屋久島のスギの苗をプレゼント、生長が楽しみです。

苗を掲げる遠藤雄幸市長(左側) 婦人会長・秋元洋子氏 屋久島からの手塚賢至氏

苗を掲げる遠藤雄幸市長(左側)

婦人会長・秋元洋子氏

屋久島からの手塚賢至氏

 

10.第10回筑波山水源の森づくりのご案内と報告  

 2006年より継続的に進めております筑波山水源の森づくり第10回植樹祭を下記要領で開催いたします。

 これまでにおおよそ12000㎡に25000本の苗木が延べ人数2500人の手によって植えられてきました。初期のころの苗木は既存のスギ、ヒノキを越す勢いで育っています。平坦地での植林と違い、山の中の植林なので、機械力を使うことができず、一度に沢山の植林することは難しく、こつこつと少しづつ進めてきました。植栽地の造成作業も全て人力で行います。間伐やアズマネザサや点在する大小の石の除去、それらを利用しての土留め作業、ツルハシやクワを使用しての耕起作業を経て植林となります。

 1日目を造成作業と懇親会、2日目を植樹祭と1泊2日の3部構成です。懇親会では、山林再生のことのみならず、災害に備える海岸防災林、都市部での植樹などを語り合い、参加の皆様の交流の場、学びの場として市民の力を磐石なものとし、植樹の波を広めていきましょう。是非、皆様ご参加下さい。

  →第10回筑波山水源の森づくりのチラシはこちら

日 時

2014年11月8日(土)(造成作業、懇親会)、 9日(日)(植樹)

場 所

筑波山南西麓の筑波山神社林内

面積本数

750㎡、1500本(シイ、タブ、カシ類など17種)

集合場所

両日とも筑波山神社参集殿前 (つくば市筑波1)

時 間

<8日>

■造成作業 9:00 受付開始、9:30 開会式 15:30終了(昼食付き)
■懇親会 ふれあいの里にて18:00~
       (〒300-4211 つくば市臼井2090-20  Tel:0289-66-1519 )

<9日>

■植 樹 9:00 受付開始、9:30 開会式 13:00終了(昼食付き)

参加費用

なし

宿泊費用

6000円(宿泊、懇親会費、朝食込み)

参加形態

造成作業のみ、宿泊懇親会のみ、植樹のみ、いづれも可

行き方

<東京方面電車利用の場合>

秋葉原始発つくばエクスプレス快速つくば駅(終点/所要時間45分)乗車→A4 出口隣のバス停1番筑波山行き乗車(8時始発30毎発車)
→筑波山神社入口下車(所用時間35分)
→徒歩8分(注意・秋葉原駅では乗換に充分時間をとって下さい。)


●車利用の場合の駐車場は、筑波山神社周辺の有料駐車場をご利用下さい。

申込方法

チラシ参照・Tel&Fax:029-757-1539、メール:office@greenglobe.jp

締め切り

11月1日(土)

連絡先

石村090-7840-0496

主 催

NPO法人地球の緑を育てる会

共 催

(公社)国土緑化推進機構、毎日新聞社、筑波山神社

後 援

茨城県(予定)、つくば市(予定)

第10回筑波山水源の森づくり植樹祭の報告

当会圃場で出荷準備された苗

当会圃場で出荷準備された苗

植える

植える

 2006年10月19日の第1回植樹祭から今回までで約15000㎡に30,000本の常緑広葉樹の苗が約延べ6,000人(造成作業参加者+植樹参加者)により植えられました。

 筑波山の植樹は単に植えればいいという作業ではありません。戦後の政策により大量に植えられたスギ、ヒノキが間伐期を迎えながら安価な外材に押されて放置され、山林が荒廃しているのは筑波山だけではなく全国的問題です。この荒れた山林を間伐し、整備し、植樹に適した柔らかな土壌になるよう耕起する作業を全て人力で行わなければなりません。筑波山は大小の石が至るところに点在しており、アズマネザサの処理に加えて石の掘起こしや移動も重労働です。

 11月8日(土)には参加者20名で750㎡の耕起作業、翌日の雨との天気予報に600本を植え、翌9日(日)には参加者61名で常緑広葉樹の苗900本、全体として1500本を植えました。これまで植えた苗は、植えられた時期に応じて健全に成長、一帯の林相は変わりつつあります。8日の夜の懇親会では、各地で活躍する森の仲間の活動紹介や楽しい語らいで、皆がつながっていくことは市民の力で森づくりをするネットワークの構築にとても重要なことです。

2006年秋に植えられた苗は、既存のヒノキに迫るように生長

2006年秋に植えられた苗は、既存のヒノキに迫るように生長

 

11.道普請のご案内と報告  

 昨年11月、本年3月に行われた「全国緑化行事発祥の地」(筑波山鬼ヶ作国有林)記念碑までの道普請に続き、下記の要領にて第三回の活動を行います。植樹活動の歴史を再認識、更に植林の重要性を世に広めていくためにも、皆様、是非ご参加下さい。 

日 時

2014年11月15日(土)

場 所

筑波山鬼ヶ作国有林内(茨城県桜川市)

集合場所

コンビニ 「セイコーマート桜川下谷貝店」 駐車場
茨城県桜川市真壁町下谷貝字一本松226-3 (Tel:0296-54-1899)

集合時間

9:00
10:00 作業開始
15:00 作業終了、下山

宿 泊

ふれあいの里 茨城県つくば市臼井2090-20 (Tel:0298-66-1519)

18:00 懇親会、翌日自由解散

費 用

6,000円(宿泊、朝食、懇親会費含む)

作業の内容

マツの倒木等で荒れる林内に茨城県森林管理署職員により導かれた林道の整備。ノコギリ、剪定バサミ、ツルハシ、チェーンソー(限られた人のみ使用)等の道具を使って、除草、倒木丸太の利用による階段設置、周辺整備など。

主 催

公益社団法人国土緑化推進機構、公益社団法人大日本山林会、
東京農業大学、 毎日新聞社、NPO法人地球の緑を育てる会

 

「全国緑化行事発祥の地」記念碑とは

 昭和初期は世界的な経済恐慌の渦中にあり、農山村の疲弊と劣弱な森林資源で当時の主だった山々は禿山だったそうです。昭和8年、大日本山林会が中心となって全国的な緑化行事が提唱され、翌9年、時の農林省の要職にあった関係者が参加して、筑波山鬼ヶ作国有林にて第一回の植樹祭が開かれ、スギ、ヒノキ等が植えられました。今から丁度80年前のことです。その後、困難な戦中、戦後を経て現在の全国植樹祭に引き継がれています。

  以来、その場所は訪れる人もなく荒廃、歴史に埋もれることを憂慮した当時の(社)国土緑化推進機構理事長で第一回植樹祭にも参加した徳川宗敬氏(水戸徳川家出身、林学者)は、元沼津営林署長だった小泉章三氏(つくば市在住、現在86歳)にその場所の調査を依頼、1年半がかりで調査、発見確定しました。そして、その場所に植樹祭から52年後の昭和61年、徳川氏の提唱により記念碑が建立されたのです。

  現在、記念碑入口までは車で行き、そこから山を下って記念碑に達しますが、植樹や、記念碑建立のため使用した桜川市東山田地区大宮神社から登る旧林道(記念碑までおよそ2km)は、登る人も無く荒廃しています。この道を普請し、日本における植林の史実や、記念碑建立までの関係者の思いを忘れず、その意義や植樹活動の実践を更に全国的に発信していこうというのが、この活動の目的です。

  日本森林学会は、設立100周年を契機に、日本各地の林業発展の歴史を記録していく試みとして「林業遺産」の選定を始め、2014年3月、「全国緑化行事発祥の地」が2013年度選定の遺産の一つに選ばれ、登録されました。

→参照

筑波山全国緑化行事発祥の地での「道普請」の報告

挨拶する安永正治茨城森林管理署長(右端)

挨拶する安永正治茨城森林管理署長
(右端)

 桜川市真壁町鬼ヶ作にある筑波山「全国緑化行事発祥の地」周辺の荒廃した旧林道を整備し、修復しようという道普請第2回の作業が11月15日(土)、各地からの参加者42名によって行われました。

 第1回には、参加者70名によって荒廃する林内を整備、周辺の倒木を利用して道なき道に階段を作り、老若男女の協働作業で約200mを完成させました。

 今回は、川内村や掛川市のNPOの方々、企業からの参加者や当会の会員等42名の方々が前回の作業に続いて、300mを延長。また、東京世田谷区にある書道教室日本文化書道院玲書館の山本玲葵先生とその生徒さんたち5名は、一緒に山仕事に参加した後、森での作業中に感じた想いを書にしたためました。スギの間伐材で作った板に書かれた生徒さんたちの作品は、2015年1月17日(土)に開催される「森づくりの道フォーラム」に展示されます。

 スピードや効率がとかく要求されがちな現代社会に於いて、自然と共に人間の知恵や技を余すところ無く活用しての、スローペースで展開される山仕事は、都会のデスクワークに従事する人たちにこそ、お奨めしたい活動だと思います。今後、現在使用されている発祥の地までの入口から石碑までの管理も桜川市と当会との協働で今後も行うこととなりました。ご案内の折には、是非ご参加下さい。

倒木を利用して橋を掛ける 山林作業後、感じたことを書にする書道塾の生徒さん 作業中に見つけた珍しいキノコ

倒木を利用して橋を掛ける

山林作業後、感じたことを書にする
書道塾の生徒さん

作業中に見つけた珍しいキノコ

筑波山での作業中に見つけた実生の苗

スダジイ シラカシ アオキ

スダジイ

シラカシ

アオキ

シロダモ シキミ ウラジロガシ

シロダモ

シキミ

ウラジロガシ

カクレミノ イロハモミジ マンリョウ

カクレミノ

イロハモミジ

マンリョウ

ヒサカキ ホンサカキ

ヒサカキ

ホンサカキ

 

12.掛川市での全国サミットとシンポジュームのご案内  →チラシはこちら

掛川市での全国サミットとシンポジューム

 近年、自然災害の増加により安全・安心な都市づくりに対する関心が高まる中、掛川市では、市民・企業・団体・行政が協働で森づくりによる安全・安心な都市づくりを実践しております。

 この度、全国各地で森づくりを積極的に進めている市町村・企業・団体を掛川市にお迎えし、「海 岸防災林の再生」をテーマとした市町村長によるサミットと「森づくりによる安全・安心な都市づくり」を テーマとしたシンポジウムを開催いたします。市民・企業・団体・行政が一堂に会し、森づくりを未来に つなげるために考え、情報発信し行動する2日間です。

 全国で初めて開催する森づくり全国サミット&シンポジウムに皆さん是非ご参加ください。石村章子理事長も2日目のシンポジュームで事例発表をします。

日 時

2014年11月28日(金)午後1時~午後6時
     11月29日(土)午前9時30分~正午 記念植樹祭:午後1時30分~

場 所

28日(金):掛川グランドホテル

29日(土):文化会館シオーネ  ◎植樹祭は「浜川新田海岸防災林」にて

主 催

掛川市、NPO法人時ノ寿の森クラブ

詳細はチラシをご覧ください。

●お問い合わせ・お申し込みは

掛川市役所地域支援課 みどり推進係
TEL:0537-21-1150 E-mail:tiiki@city.kakegawa.shizuoka.jp

時ノ寿の森クラブ http://outdoor.geocities.jp/tokinosunomori/
TEL/FAX:0537-23-0412  E-mail:tokinosunomori@yahoo.co.jp

13.アステラスの森植樹祭in 筑波山

ツルハシやクワでの耕起作業

ツルハシやクワでの耕起作業

雨の中、ご苦労さんでした

雨の中、ご苦労さんでした

 アステラス製薬株式会社は当会の筑波山中での森林再生事業に賛同され、2012年度より自社の森づくりで社会貢献の方針を決め、本年、第3回植樹祭を開催されました。

 1回目は、当会が荒れた林内を整備造成し、同社社員が植樹する方式でしたが、昨年度から作業を2日間とし、一日目に社員による造成作業、2日目に植樹活動としました。つくば市内の同社研究所で働く障害者の方々が植樹用の苗を育て植樹に活用、年々良好な苗に向上しています。今年は造成用のツルハシやクワ等も同社で購入、植樹活動への取組みは本格的なものとなってきました。

 10月4日(土)同社の38名の有志がツルハシやクワで耕起作業、事前に当会メンバーで整備した植栽予定地は、冗談飛び交う楽しい雰囲気の中、植樹に適した柔らかい土壌に変わりました。

 翌5日(日)は社員とそのご家族78名による植樹活動、あいにくの雨も「植樹に適した最高の日」(つくば事業所長挨拶談)とものともせず、皆真剣に植えました。300㎡に600本の植樹でしたが、同様の取組みをしている和興フィルタテクノロジー株式会社や常陽銀行のように、企業での取組みが今後広がることを期待します。

14.第二回「森づくりの道フォーラム-みどりの安全保障-」のご案内 →チラシはこちら

 2014年3月9日、筑波山神社拝殿にて道普請・第一回フォーラム「「全国植樹運動の発祥地を拓く道普請プロジェクト」」を開催しました。森林関係に尽力される多くの重鎮の方々の談話や、実際に各地で活動する民間団体の代表による事例発表など盛り沢山の内容でした。  →詳細はこちら

 今回、その第二弾を下記の要領にて開催します。第一回では語り尽くせなかった基調なお話を伺える絶好の機会です。会場も東京・京橋ですので、皆様是非 ご参加下さい。

畠山重篤氏の著書「鉄は魔法つかい」

 総括講演者の畠山重篤氏(71歳)は気仙沼で牡蠣養殖業を営む傍ら、森を豊かにすれば海も豊かになることに着想、NPO法人「森は海の恋人」を立ち上げ、森の植樹に長いこと取組んでいます。旺盛な好奇心、それを着実に実行する行動力、素朴なユーモア溢れる語り口や人柄が次々と縁を広げ、著書を生み、国連のフォレストヒーローに選ばれ、京都大学の客員教授という重職にも就いておられます。

著書【命と地球をはぐくむ「鉄」物語・鉄は魔法使い】(小学館出版)は科学的にも、文学的にも、歴史的にも面白くお奨めの一冊です。フォーラムは盛り沢山の内容、是非、ご参加下さい。

 

 

日 時

2015年1月17日(土)

会 場

イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA 2F セミナールーム

定 員

150 名(先着順)

受 付

14:00

開 講

14:30

参加費

無料

懇親会費

2000円

第一部

(1)主催者挨拶、来賓挨拶、協賛者挨拶、来賓紹介など

(2)背景説明:青木正篤氏(公益社団法人国土緑化推進機構常務理事)

(3)パネルディスカッション

コーディネーター :斗ヶ沢秀俊氏(毎日新聞社水と緑の地球環境本部長)

パネリスト:宮林茂幸氏(東京農大教授)、箕輪光博氏(大日本山林会会長)、
      伴次雄氏(全国森林レクリエーション協会理事長)、
      牧元幸司氏(林野庁林政部長)、大塚潤子氏(㈱東京チェンソーズ)

第二部

(4)活動発表
   東京農大宮林研究室、時ノ寿の森クラブ、
   地球の緑を育てる会、毎日新聞社つながる森プロジェクト

(5)子供作業体験発表

(6)森への祈り=松浦成夫氏(NPO法人時ノ寿の森クラブ理事長)

(7)総括講演:
   畠山重篤氏・国連フォレストヒーロー 〈NPO法人森は海の恋人理事長〉

第三部

(8)イトーキギャラリー見学会

(9)会費制懇親会

併 催

●森林再生写真展「日本の森林いまむかし 蘇る山々の緑」

●子ども道普請作業体験「間伐材書作品展」

主 催

公益社団法人国土緑化推進機構、公益社団法人大日本山林会、
東京農業大学、 毎日新聞社、NPO法人地球の緑を育てる会

共 催

茨城県桜川市、全国森林組合連合会、
社団法人・全国森林レクリエーション協会、
公益社団法人・茨城県緑化推進機構
NPO法人時ノ寿の森クラブ、筑波山神社

協 賛

株式会社イトーキ

協 力

林野庁茨城森林管理署、田口音響研究所

 

参加ご希望の方は、FAX・メールでお申し込みできます。  *締切 2015年1月14(水)

◇FAXでお申し込みの方
   ●チラシをダウンロードし、参加申込書に必要事項をご記入の上、下記の番号までFAXして下さい。
   ●切り取らずにそのまま申込書面をFAXして下さい
     FAX 0297-57-1539

◇メールでお申込みの方 はこちらからどうぞ   ★E-mail /office@greenglobe.jp