活動報告

「広葉樹林化で生態系が変化するのか?」筑波山神社林の土壌動物調査結果について

以前よりある疑問がありました….

私たちの活動の「筑波山水源の森づくり」は針葉樹の森を広葉樹林化に誘導するプロジェクトであるが、広葉樹林化にともなって森の生態系に変化があるものなのか?

頻繁に訪れている植栽地ですが、見ただけでは生態系の変化を感じることはできませんでした。

以前、明治神宮の土壌動物を調べていた横浜国立大学名誉教授の青木淳一先生が思い浮かび、土壌動物で「自然の豊かさ」をはかりたいと、公益財団法人三五自然共生基金の助成金を受けて土壌動物調査を実施しました。

2021年9月から12月にかけて、筑波山水源の森づくりの植栽地で、植樹後の森の土壌にどのような変化がみられたかの調査を実施しました。

青木淳一先生の教え子である大東文化大学准教授・橋本みのり先生が土壌動物の調査を行い、その結果が報告されました。

まだまだ発展途上の森ゆえに劇的な変化であありませんが、興味深い結果となっています。

その内容を掲載させて頂きます。

 

筑波山神社林の土壌動物調査結果報告書ダウンロード

筑波山神社林 土壌動物調査結果報告書

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