第3回「株式会社三五関東植樹祭」が実施されました。【2018年10月21日】
10月21日(日)、下妻市の株式会社三五関東の植樹祭が行われ、当会がこの植樹祭の全面的支援を行いました。同社は設立10周年を迎え、本社である株式会社三五(愛知県のトヨタ傘下の自動車部品メイカー)は設立90周年、合わせて100周年という大きな節目の年の植樹祭、長谷部勲社長以下全社員揚げての取り組みとなりました。植樹祭までには、業者による大がかりな植栽地の造成作業が施され、当会有志の事前準備作業や、リーダーとなる社員さんへの研修も前日行われました。造成作業の必要性、樹種の選択、混植密植の意義や実際の植え方、藁の敷き方、縄のかけ方など細部にわたって研修、リーダーとしての基礎を学び本番に備えました。これ以上ないというほどの快晴に恵まれた植樹祭当日、280名の参加者は、リーダーから植え方の方法を現場でしっかりと学び、植えるだけでなく、苗の保護、土砂流失防止、防草などに多大に効果する稲藁を敷き、それをしっかりと縄と止める作業までしっかりとこなして、作業を終えました。昼には社員さんが作ったうどんやおにぎりなどが振る舞われ、楽しい植樹祭となりました。
今回特筆すべきは、海外からの研修生15名が参加したことです。東京大学に修学経験のある発展途上国からの研修生が外務省に招聘され、研修の一環として、日本の植樹を学びたいとの希望で、長谷部社長はこの申し出を快諾して下さり、植樹地の一角に102本の苗を植え、容器仕立てによる幼苗の混植密植の植樹が、短期間で森へと成長することを実践して理解を深め、大変喜ばれました。自国に帰って是非、この森づくりの方法を広めてほしいと思います。