第14回「筑波山水源の森づくり」が開催されました!
第14回となる今年の水源の森づくり植樹祭、6月10日(日)の朝は梅雨の走りであいにくの雨、ところがまもなく開会式という頃から雨が上がり、活動の合間も全く雨知らずという幸運に恵まれました。筑波山神社林のスギ、ヒノキを間伐して土地本来の広葉樹を植え、防災環境林、水源の森としての機能を向上させることを目的としています。
藤原一繪横浜国立大学名誉教授の大変きめ細かなご指導により、参加者80名は、4班人分れて、事前に整備された植栽地300㎡にシイ、シラカシ、アカガシ、ウラジロガシ、シロダモ、コナラ、ヤマザクラ等10種600本の広葉樹を植えました。今回の参加者は、つくばジャイカの研修生やNPO法人アムリタハートの仲間、中国人のグループ、明るい社会づくり筑浦協議会のメンバー、そしてネットで申込された方々です。ジャイカメンバーは、事前にこの日の植樹祭のために作詞作曲(?)、神社でお借りした拍子木、苗を運ぶ籠を上手に活用してのバンドに合わせあて歌を披露してくれました。マルチングされた苗が美しい林内に歌声が響き、皆それに合わせて手拍子、国際的で有意義な時間が流れました。
その後は、樹木の炭酸ガス固定量の測定を学ぶ時間です。森林総合研究所からの情報を元に樹木の高さと胸高直径から割り出す方法で皆真剣に計算、「あー、なるほど、こうやって計算するのー」などと参加者からの声もあり、有意義でした。
子供達には、間伐材をノコギリでカットする体験、計算の終わった大人達も参加して
出来上がった入浴木を手に手に皆楽しく下山、途端に苗木への恵みの雨が降り始めました。ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。