つくば市立北条小学校植樹祭支援。【2011年11月8日】
北条小学校は明治7年設立のつくば市では最も古い小学校ですが、北条町立尋常高等小学校100周年を記念し、11月5日に北条小まつりを、同月8日に植樹祭を行いました。
この植樹活動は日本財団の助成支援によるもので、炭酸ガス固定や地域美化のみならず、学校や周辺地域の住民の命を守る防災環境林としての役目を重視しています。同校体育館北側の植樹は、隣地所有者の耕作放棄により耕地一面に繁茂した高さ約4mのアズマネザサの校庭への進入を防止し、万一の火災類焼を未然に防ぐ効果は大きいです。
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植樹地は既存樹木、校庭遊具、下水配管等々を考慮し、校庭周囲18箇所に分散した合計約400㎡。当会は同校、同校PTAと共に北条小学校森づくり実行委員会を組織、植樹の調査、企画、手配や準備等一切を支援、苗木も半分は当会の苗木を使用しました。
全校生徒197名、父兄、先生、ボランティアを含め約250名が8班を編成、校庭周囲18箇所の夫々の大きさの異なる植栽地を担当。班長となった先生方は事前研修として植栽地の一部を使用して実際に植込みや敷藁、縄賭けを学習、班長補佐のボランティアと一緒に、児童の混乱のないよう指導しながら作業を行いました。
はじめは戸惑った様子の児童もいましたが、いつの間にか植樹も進み、無理かと思われた敷藁、縄賭けの作業まで積極的に行いました。小さい班を担当した生徒は、自分たちの作業が完了すると、大きな班に回って作業を手伝いました。時間の関係から面積の大きい植栽地の縄賭けは大人が完了させましたが、後日の生徒の感想では、最後まで自分たちでやりたかったとのことでした。
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花に溢れた北条小学校 |
植栽地の事前調査をする宮脇先生 |
耕起、土盛り、土留めを施して 植栽地造成 |
植える |
12班完了 |
10班完了 |
藁かけ |
看板① |
看板② |