室崎さんのカンボジア報告【2006年8月3日~6日】
2006年8月3日から8日、ウドン県トムノップ村の 溜池の周囲に2000本の植樹を行いました。(社)国際建設技術協会の助成金により、溜池を造成、また当会会員・室崎和夫さんは、別に個人的に溜池を寄付され、その周囲に溜池保護のため2000本の植樹を行いました。
室崎さんはその折、彼の寄付による溜池に植樹をしてくれた村民に対し、苗をしっかり管理し育成してくれたら、お米をプレゼントしようと約束、その約束履行のため、本年4月18日から現地に入りました。室崎さんからの報告がありましたので、要点をお知らせさせて頂きます。
大きく育った木々の前で |
池周囲の道路両側で育つ木々 |
お米を寄付する室崎さん |
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「樹1本米5キロ」の約束履行と補植のため、オク・ビチュエさんと村入り。大半の樹は2年間で背丈を越すほど成長、今回180本を補植しました。村人は手際よく植えて下さり、終了後学校に集合して頂き、現地米を分配しました。公平に分けるには、一人当たり4キロが妥当で総計3300キログラムの米を手渡し、皆さん笑顔が絶えない楽しい集いでした。
NPO法人地球の緑を育てる会の造成した溜池の周囲は、家畜が入って少々害を及ぼしている箇所がありましたが、タナウなどの樹木は大きくなっていました。池にはハスが自生したのでしょうか、水の浄化作用に役立っているようです。
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(以上室崎さんからの報告) 室崎さんの素晴らしいボランティア精神に敬服させられます。
溜池の中のハス |
地球の緑を育てる会造成の |
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