中国内蒙古自治区シリンホト近郊の植樹活動【2007年4月14日~2007年4月22日】
2007年4月14日~22日、中国内蒙古自治区シリンホト近郊において、民間団体メイクザヘブンと当会は合同で植樹活動を行いました。
宮脇先生の講演 |
モンゴリ苗 |
松苗 |
モンゴリナラ、ニレ、ショウジマツ、サンシンを中心に、当会は31000本の苗木を植えました。86名のメンバーは北京から陸路10時間かけてシリンホトに赴きましたが、昨年に比べ道路も完全に整備され、道路両側の荒野も数年前とは比べものならないほど開墾されて畑や農牧地に姿を変え、中国の西部大開発が着実に実行されているのを目の当たりにしました。シリンホト市も道路、農民の住宅、沙地の砂漠化防止など一段と整備されてきています。ウリトタラ小学校(今年は政策により廃校となってしまっていたが)で、林業局要人や日本からの参加者が宮脇先生の映像による講演を聴いたあと、草方格(枯れ草や潅木の枝を1-2メートル四方のライン上に埋め込んだネット状の防砂工程)の施された沙地で植樹を行いました。
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植え方の説明 |
植える |
モンゴリナラ、ショウジマツ、サンシンをセットにして植えましたが、土の状態は10㎝も掘ればさっくりと湿り気を帯びて、この時期に植込む現地の方法が理解できました。15,16,17日と3日間植え続け、残った苗は現地の農民の方々に託して、メイクザヘブン側の依頼苗木を合わせ、植林全体が終了したのは5月上旬のこととなりました。