「筑波山水源の森づくり」 植樹活動を実施しました!【2006年10月19日】
筑波山は関東平野の中央部に位置し、西の男体山、東の女体山の二つの峰がある特徴的な山です。山頂から尾根筋にかけて広大な眺望がひろがり、「関東平野に聳え立つ展望台」の異名があります。山麓は、なだらかに裾野を引くピラミッド型でさまざまな動植物が生息し、万葉集にも詠まれる関東の名峰の一つです。
筑波山神社は、夫婦和合、縁結び、五穀豊穣の神とされています。また筑波山の森林は
霞ヶ浦に注ぐ桜川などの水源涵養を担っています。山麓の森林再生とともに霞ヶ浦の水質浄化への貢献を目指し下記要領にて植樹事業を実施ししました。
7月20日に下草の開墾作業をおこないました。
開墾作業
開墾後
霞ヶ浦に注ぐ恋瀬川、桜川等の水源・筑波山の水質浄化を目的とし、松、杉、ヒノキ等が荒廃する筑波山の中腹の一部にシイ、タブ、カシなど常緑樹の植樹を行いました。植樹地はアズマネザサがびっしりとはびこり、この根を掘り起こす整地作業が不可欠で、委員会のメンバーである当会も開墾作業から参加しました。「ハサミ隊」がまず整えた植林地を「クワ隊」が掘起す手順で毎週日曜日、9回の活動を経て約400㎡を整地、10月19日の植樹活動日には、200名のボランティアが参加し、横浜国立大学名誉教授・宮脇昭先生の植樹指導の後、常緑樹2000本を植えました。
植樹
整地作業を終えて(3回目)