SDGs活動を主軸に!!
2020年は東京オリンピックに沸く希望の年となるはずでしたが、新型コロナウィルスの感染拡大や社会生活の変化に、気の休まる暇のない年となってしまいました。当然、植樹に関する行事もなくなる中で、何故新しい圃場の開場へと導かれていったのでしょうか。理由は二つあります。一つはこのコロナ禍が社会にもたらした変化です。戦後の高度経済成長時代、都会へ都会へと人は流れ、経済最優先の施策が執られてきました。が、コロナ禍は、そのゆがみを教えてくれたような気がします。テレワークや地方への移住、キャンプの人気上昇など、地方の良さ、空間の良さ、食の大切さ、自然に触れる事の大切さ等生活のあり方に大きな変化をもたらしました。当会の密を避ける広い空間で自然に触れ社会貢献活動ができることは、存在意義の必然のような気がします。
そしてもう一つは、SDGs活動です。2015年、国連が掲げた持続可能な活動目標(sustainable development goals)、17の具体的項目の中に私たちの活動は必要なものとして掲げられているのです。2030年までに達成しようというこの目標に向けて世界が動いています。それこそ、育苗活動、植樹活動、広場を活用した学びや交流は、13・気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる、15・陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化の対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止するに当てはまります。大きな目標を掲げながら、活動は地道に地域や社会に貢献していきたいと思います。皆様のご参加を、またご提案をお待ちしています。
持続可能開発目標活用ガイドをご覧ください。
すべての企業が持続的に発展するために「持続可能な開発目標(SDGsエスディジーズ)活用ガイド」
出典:環境省