「筑波山水源の森づくり」の案内看板が設置されました!
2006年10月、2007年4月、7月、9月の4回の植樹祭を行い、筑波山麓南西方に10,967本の木々を植えた活動の案内板が有志の手によって4月26日植栽地山道沿いに設置されました。
文章はNPO法人地球の緑を育てる会副理事長の須藤高志さん、表記文字は、明るい社会づくり筑浦協議会の飯島由季子さんの書、案内板本体は同協議会の草間留次郎さんの労作によるもので、筑波山中で間伐されたヒノキの丸太大小 60本を使用、丸太の屋根のついた立派な案内板ができました。文章内容は次のとおりです。
【看板文面】
筑波山水源の森
地球環境の現状と筑波山の実情を鑑み、本殿の西方、里山につづく南西山麓6000㎡にスギ、ヒノキ、マツなどの針葉樹の生育不良が顕著になったことを機に、また山麓河川が霞ヶ浦に注ぐ河川群の水源であることを考慮しつつ、水源涵養を視野に入れて、生育良好なスギ、ヒノキなどを残しながらの除伐、間伐をすすめ、この土地本来の常緑広葉樹のシイ、カシ、タブノキを中心とする複層林の形成を試みた。
筑波山水源の森づくり実行委員会(廣瀬武美委員長)は、そのモデル林の形成に対し、宮脇昭・横浜国立大学名誉教授の実施する潜在植生の回復、実現に主眼をおき、地元および関連団体の支援と協力で、おもに関東一円の市民主体による本来の森林回復の植樹事業がここに実現した。 2007年9月22日、社団法人国土緑化推進機構「緑の募金」を基軸に第四回植樹祭を筑波山南西麓1,300㎡で実施、約300人の参加者により、シラカシ、アカガシ、アラカシ、スダジイ、タブノキを主力とする17種2667本を加えて、総計10967本の樹苗の植付けが実施された。
この植樹祭に参加した関係団体は今日より将来にわたり、地球環境の改善保持に資する生命存続の本質環境を持続する本事業の維持、継続、拡充に協力し、今後いっそうの努力と活動の充実を共約した。
2007年9月22日
筑波山水源の森づくり実行委員会の参加25団体
幅約2m高さ約3mの手づくりの案内板
◆ 茨城県つくばみらい市狸穴にある育苗圃では、基本的に毎週土曜日の午前中に作業を行っています。2.8ヘクタールの敷地を育苗だけでなく、植林体験の場、地域と都会の交流の場、作物生産の場等々に活用します。これに参加ご希望の方、ご連絡お待ちしています。